第50期棋王戦第3局が3月2日、新潟市中央区「新潟グランドホテルにて行われ、

96手目△4四同飛で同一局面4回となり千日手が成立。

指し直し局では後手の藤井聡太棋王(22)が増田康弘八段(27)に20時55分、120手で勝利

シリーズ成績を3勝0敗で棋王位を防衛、見事3連覇を達成しました。

第50期棋王戦第3局

また、この勝利でタイトル戦通算100勝、タイトル獲得は通算27期となり、谷川浩司17世名人と並んで将棋界5位タイとなりました。

タイトル獲得数一覧

午前のおやつ

藤井聡太棋王のおやつ増田康弘八段のおやつ
新潟県で生まれたいちご「越後姫」を使った「越後姫のタルト」
アイスレモンティー
新潟県で生まれたいちご「越後姫」を使った「越後姫のタルト」
アイスコーヒー
見た目も美しく、午後の対局に向けて、気分転換にもなったことでしょう。
藤井棋王も、越後姫のタルトの甘さに癒されたことと思います。
「かおる」も食べたい
上品の甘さ・みずみずしさが特徴のいちご『越後姫』。
サクサクのタルト生地と、甘さ控えめのカスタードクリームが
越後姫の甘さを引き立てるでしょう!
「かおる」も食べたい

ランチ

藤井聡太棋王のランチ増田康弘八段のランチ
のどぐろ茶漬け御膳海の幸重御膳
藤井聡太棋王が選んだのどぐろ茶漬け御膳は、
厚切りののどぐろが5枚も贅沢に盛り付けられており
味、見た目ともに素晴らしく、
対局中のランチとしてだけでなく、特別な日の食事にもおすすめです。
「かおる」も食べたい
タイ、本マグロ、カニ、ブリ、タコ、マイカ、サーモン、ホタテ、南蛮エビと、
まさに海の宝石箱のような豪華な盛り付け。
新鮮な海の幸を贅沢に味わえる、まさに至福の一品です。
「かおる」も食べたい

午後のおやつ

藤井聡太棋王のおやつ増田康弘八段のおやつ
アイス抹茶ラテとアップルジュースピスタチオとレモンのチーズケーキ
アイスミルクティー
午後は藤井棋王の定番
飲み物2つでした。
長期戦となった本局、おやつがないのは気になるところ。
ピスタチオの濃厚な風味とレモンの爽やかな酸味が絶妙にマッチ。
対局中の疲れた頭と体を癒してくれそうです。
「かおる」も食べたい

16時1分に千日手成立

本局は藤井棋王の先手で角換わりの戦型となりましたが、96手目で同一局面が4回現れ、千日手が成立しました。

その結果、16時31分から指し直し局が開始され、先手は増田八段となりました。

残り時間は、増田八段が2時間8分、藤井棋王が1時間です。

戦型は第2局と同様に、藤井棋王が角換わりを拒否して雁木を選択。増田八段は7七銀と上がり、矢倉の形となりました。

指し直し局の戦型

この図面で互角?

残り時間が30分を切る頃、ついに両者の大駒が激突しました。

この局面について、藤井棋王は感想戦で「かなり苦しい状況にしてしまった。どう粘るか」と語っており、増田八段の猛攻が続いています。

ついに大駒がぶつかる

藤井棋王は、ほとんど考慮時間を使わずに指し手を重ねていきます。

「仕方ない、仕方ない」と、覚悟を決めているのでしょうか。

上図を見ると、堅固だったはずの守備陣は完全に崩壊し、王は孤立無援の状態です。

しかし、驚くべきことに、AIの形勢判断は依然として50%を維持しています。

藤井棋王は自信がないと語っていますが、正確な受けを続けていたことが分かります。

守備崩壊もAI形勢50%

増田八段は、藤井玉の頭に歩を垂らしました。

攻め駒は角・金・銀の3枚のみであり、この歩は重要な攻めの一手です。

ここで久しぶりに藤井棋王の手が止まりました。

誰もが、どのように逃げ出すのかを考えていると思っていたことでしょう。

しかし、わずか1分の考慮の後、藤井棋王はこの歩を金で取り除きました。

果たして、増田八段はこれを予想していたのでしょうか。

通常、この局面では▲7二角と打たれると後手は敗勢になります。

しかし、この局面は例外で、もし▲5三角成とすると、

後手は5九飛車と打ち、王と馬の両取りをかけることができるため、問題ないということでしょうか。

角を撃ち込む AI形勢52%

藤井棋王の正確な受け

増田八段の攻めは、馬・金・銀の3枚のみ。

そのため、7三の桂馬を補充しようとします。

ここで、8二の飛車を8一に引いたのが絶妙な受けでした。

桂馬を取らせている間に、眠っていた飛車を活用する見事な手順です。

8一飛車でAI形勢56%

終盤、藤井棋王の正確な受けが際立ちました。

完璧な対応により、増田八段は徐々に苦境に立たされます。

どこで誤ったのか——そう気づいたときには、既に増田玉に詰めろがかかっていました。

この時、藤井棋王は持ち時間を3分残していたにもかかわらず、ほとんど考慮せずに正解手を指しました。

増田八段は天を仰ぎます。

藤井棋王の先手番の将棋では、中盤までは増田八段も善戦したものの、中終盤で力の差を感じたようです。

しかし、増田八段はまだ27歳。これから何度もタイトル戦で激突することでしょう。

詰めろ AI形勢99%